こんにちは、茨木らいおん鍼灸整骨院です🦁
前回、ペットボトル症候群についての投稿をしました。
この投稿でペットボトル症候群や生活習慣病を予防するために水やお茶で水分補給をしましょうとお伝えしました。
まだまだ体が応える暑さが続く中水分補給は欠かせませんが、実は水ばっかりを飲み続けることも体にとってはあまり良くないこと知っていましたか?
1度に水を大量に飲むと血液中のナトリウム(塩分)濃度が低くなり「低ナトリウム血症」という状態に陥ります。「水中毒」とも呼ばれる状態です。
血液中のナトリウム濃度が低下してしまうと、めまいや頭痛、頻尿、疲労感、むくみ、下痢などの症状が現れ、重症化してしまうと吐き気や嘔吐、意識障害、呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合死に至ることもあります。
実際に海外では、いかに多く水を飲めるか競っていた女性が7.5Lの水を飲んで死亡したという事例や、フットボールの練習中14Lの水を摂取した男性が死亡した事例が確認されています。
環境や体格によって飲み過ぎの基準は様々ですが、1時間以内に水を1L近く飲むことは避けたほうがいいです。
一般的に体に負担のかからない水の量はコップ1杯(約200ml)の水を、時間の間隔を空けて1日に7回ほど飲む量と言われています。
また水だけを飲むのではなく、スポーツドリンクなどの経口補水液や梅干し、塩飴などで適度な塩分を補給することも大切です。
暑い日や激しい運動をする場合などはしっかりと水分補給する必要があります。
しかし、喉の渇きに応じて必要な水分を補給することを心がければ、過剰な摂取を防ぐことができます。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、飲む物を上手に飲み分け乗り越えましょう☀️