仮眠で能率アップ👆

8月23日(月)

おはようございます!今日は睡眠についてお話いたします。

日本人の平均睡眠時間は、2018年の調査では世界ワースト1の短さだそうです。睡眠は、休息や眠気を取るだけでなく、自律神経やホルモンの調整、免疫機能、記憶の定着や脳の老廃物の除去など、重要な働きがあることが知られています。

適切な睡眠をとらないと、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病や精神疾患、認知症のリスクも高まります。もちろん、筋肉疲労によるハリやコリも蓄積しますし、レンズを調節する眼の筋肉も緊張が取れず近眼、老眼も進んでしまうリスクもあります。

1日15分長く寝るだけでも効果がみられます。それでも睡眠不足の方は「仮眠」を取るのもおすすめです。最近耳にする睡眠負債が解消されるわけではありませんが、「脳」のパフォーマンスを高め、健康に対する害を減らすことができます。アメリカのNASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事効率が34%アップ、注意力が54%アップしたそうです。

仮眠についてさまざまな研究がありますが、20〜30分が効果的と考えられます。30分を超えると効果が徐々に悪くなり、1時間を超える仮眠は、脳のパフォーマンス的にも健康的にも悪影響を及ぼします。

現代は24時間社会ですが、心と体には適切な休息が必要です。その日の疲れはその日のうちに、を心がけましょう。