シンスプリント

こんにちは、茨木らいおん鍼灸整骨院です🦁

新年度が始まり新たなスタートをきった皆様、おめでとうございます🌸

学生の方で進学を機に新しい部活動を始めた方もいらっしゃると思います。

今回は、今の時期に多い怪我「シンスプリント」をご紹介します。

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、「弁慶の泣き所」といわれる脛骨(けいこつ)の内側の中央から下1/3にズキっとした痛みが走ります。

シンスプリントは「オーバーユース」の1つで、ランニングやジャンプなどの激しい運動を過度に行った場合に多く発症します。

新しく運動を始めたタイミングや、進学して部活動のメニューが大きく変わった時にすねが痛くなったと言われる方は実際に多くいらっしゃいます。

オーバーユース以外にも、硬い地面での練習や薄いシューズの使用、負荷がかかりやすいフォーム、偏平足など様々な要因が挙げられます。

シンスプリントの痛みを我慢して運動を続けていると、鵞足炎や腸脛靭帯炎などを併発して重症化する可能性も高いです。また、シンスプリントと症状が似ている疲労骨折と鑑別することも重要です。シンスプリントは両側に発症することが多く、疲労骨折は方側のみに多いです。また、ピンポイントに痛み、レントゲン撮影をすると骨折部位が写ります。

シンスプリントを発症してしまったら、まずは運動量を調整することが大切です。急性期のズキズキとした痛みの時はランニングを休止しアイシングを行い、痛みが減ってきたら徐々に練習を再開していきましょう。

練習に参加できないと不安と焦りが募ると思います。ですが、痛みを抱えたまま練習を続けていると、さらに大きい怪我に繋がり故障期間が長くなってしまいます。痛みを抱えず100%のパフォーマンスを発揮できる身体づくりを頑張っていきましょう!