こんにちは、茨木らいおん鍼灸整骨院です🦁
日中の気温が一気に上がり、大阪も30度にせまる勢いの暑さですね🥵
今週は熱中症で病院に運ばれたというニュースもちらほら見かけられました。
急に気温が上がったため身体がこの暑さに慣れず熱中症につながりやすいです。
今回は熱中症について改めてご紹介いたします。
熱中症は気温が高い時など、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体の調整機能が正常に働かなくなることで引き起こされます。
人の身体は、常に熱を作り出す一方で汗をかいたり、皮膚から熱を逃がすことで、体温の上昇を抑えていますが、このような体温の調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することで熱中症は起こります。
熱中症は屋外に限らず、屋内や車内でも発症します。
特に高齢者は体温調節機能が低下して体に熱がこもりやすくなります。
また、暑さやのどの渇きを感じにくくなっているため体が出しているSOS信号に気づきにくく熱中症を発症してしまうリスクが高いです。
熱中症の症状は
Ⅰ度(現場での応急処置で対応できる軽症):めまいや立ちくらみ、こむら返りをする
Ⅱ度(病院への搬送を必要とする中等症):頭痛、吐き気、倦怠感
Ⅲ度(入院して集中治療が必要な重症):意識がない、痙攣、呼びかけに対しての返事がおかしい
と3つの段階に分けられます。
熱中症の症状が疑われる人がいたらまずはエアコンが効いている室内や風通しのある日陰など、涼しい場所に避難させてください。そして、水分補給や衣服をゆるめ、首回りや脇の下、足の付け根を冷やしてあげてください。必要があれば救急車を呼びましょう。
また、高温多湿の環境下でのマスクの着用は熱中症のリスクが高まりやすいです。
必要に応じてマスクを外したり、着用している時は喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をして熱中症対策をしましょう。
熱中症は適切な処置を施してあげることで死亡につながることはありません。
熱中症にならないように日々の体調管理を万全に行い夏を迎えましょう🌞
参照: https://www.hitosuzumi.jp/heat