みなさんこんにちは!茨木らいおん鍼灸整骨院です☀️
今日は側弯症について色々話していきたいと思います。
まず側弯症とは何なのか?
背骨が左右に弯曲した状態で、背骨自体の捻れを伴うことがあります。 通常、小児期にみられる脊柱変形を指します。 左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭の変形、肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)などの変形を生じます。側彎症は、特別な原因なく発症する特発性側弯、生まれつき背骨が曲がっている先天性側弯、他の病気に伴って起こる病原性側弯に分けられます。また機能性側弯症など側弯症にも色々種類がございます。
思春期の特に女児に発症する思春期特発性側弯症80%〜85%と最も多く見られます。これは無症状であることも多く、大人になってから気付く事も少なくありません。側彎症は成長に合わせて変化するので早期に適切な治療を行う事が推奨されています。
このほかにも意外と多いのは機能性側弯症です。運動習慣(スポーツ)や姿勢、足の長さの違いなどにより脊柱が捻れ、弯曲するものをいいます。 運動習慣では、バレエやバドミントンなど左右非対称な動きから起こることもあります。 また、長年の仕事の姿勢などから生じる場合もあり、原因は様々でどのような生活を送ってきたかどうか知ることが重要になります。
側彎症の治療は側弯の角度によって変わってきます。
側弯が軽度の場合そのまま保存療法が選択されることが多く、筋肉をほぐしたり背骨の柔軟性を良くすることで疼痛を緩和します。軽度~中等度の場合、装具療法を行います。コルセットのようなものを巻いて側弯の進行を防いでいきます。
どの段階においても完全に側弯を治すことは難しいと言われていますが、早期発見、早期治療により進行を防ぐことはできますのでお早目の治療をオススメします。
そこでご自身でのチェック方法をお伝えします。真っ直ぐに立った状態で、ウエストライン、肩の高さ、肩甲骨の高さと突出の程度、について、左右差があるかを観察をしましょう。 誰か第三者にチェックしてもらう方法は、おじぎをするに従い、肩周辺、背中、腰部の順に左右の高さに差があるかどうかを前か後ろから確認してください。これらの検査で、左右の差があれば側弯症の疑いがあります。
変形のある背部や腰部に痛みやこり、心理的なストレス、神経症状、呼吸器疾患でお悩みの方はぜひ一度当院までご相談ください。
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